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あなたが彼を導く立場にありますから、いろいろと彼に助言をしたくなることがあるでしょう。
あなたの助言はいつも的確なのですが、彼のほうとしては少し助言が多すぎるように感じてきたようです。
あなたの言うことは正しく示唆に富んでいるのですが、彼はあなたの言ったことすべてを受け止めきることができずに、混乱してしまうことが多かったのです。
そうすると、彼は面倒くさく感じてしまいます。
あなたと正面から向き合おうとせず、逃げてしまうのです。
ですから、疲れているときは会いたくないと思ってしまうことがあります。
これは自分のこととして置き換えてみると納得できることでしょう。
親と自分を見てみると、親の言うことはだいたいにおいて正しいのですが、どんなに正しいことでも口やかましく言われると嫌になってしまうものです。
自分はこう思うと言ってみても、相手のほうが正しいだけに勝ち目がなく徐々に相手を避けるようになってしまいます。
あなたと彼においても、同じような状況がありました。