それから簡単な動功・香功で、全身に気を巡らせて心身の調和を図り、三調を整えました。
松静呼吸法は意念を用いる呼吸法で、初めての方には少し難しいのではないかとも思ったのですが、皆さん、スムーズに修得してくださり安心しました。
また、香功は龍になって尻尾を振ったり、鶏になって餌をついばんだりと動きが面白く、楽しい実修となりました。
松静呼吸法も香功もテキストを付けましたので、ご自宅での実修にお役立てください。
智泉の会
気功合宿初の試みとして、智泉の会という皆さんの自由な意見交換の場を作りました。
今回は「同じ方法を実践したとしても、うまくいく人とうまくいかない人がいるのは、なぜか?同じ人でも、うまくいくときとうまくいかないときがあるのは、なぜか?」というテーマで、石倉のリードによるディスカッションを行ないました。
多くの方からいろいろな意見が出て、充実した内容となりました。
ここで少しおさらいすると、「期待せずに、効果を得ているか、の違い」というのが石倉の提唱する考えの骨子でした。
旬季瞑想会〜真気の中で、気の大海に漂う〜
食事・入浴の後は、第1日目のメイン・旬季瞑想会です。
木下先生のクリスタル・ボウルの波動の中で真気をいただきながら、合一瞑想に入りました。
自分の内へ深く深く入り、内なる光と一つになりながら自身の波動を高めていきます。
そしてその波動を全身から放って、気の大海を観じます。
その大海の緩やかな流れに身を任せ、心身を解き放つべく、香功を利用して自発動功を促しました。
皆さん、気の大海の醍醐味を味わっていただけましたでしょうか。
深い意識に導かれた自発動功は、あなたに何を問いかけたでしょうか。
<2日目>
戸外での気功
朝食前の戸外での優気気功中級八式。
寒気に締まった身体に徐々にあたたかな気が巡ります。
いつしか足下の冷えた大地の感触も心地好く。
掌中に愛を奏でる
前夜の瞑想で感得した気の波動を、実生活に応用する実修です。
一のフィールドから迸り出る愛の気を掌中に感じ取り、自身がその中に入り癒しを受けます。
また、愛する人を掌中に観じて癒します。
それから、数人のグループで相互ヒーリングを行ない、最後は皆が一つになって癒しのフィールドを作りました。
癒しのフィールドの中で遠隔巡気を行ない、フィールドは更に更に拡がって、天地と一つになったかのようでした。
火の気功(火の間にて)〜宇宙意識と一つになり夢を叶える〜
恒例の火の間での火の気功。
気功合宿の最後を飾るメインイベントです。
八角形の石造りの部屋の中央の暖炉に皆で薪をくべ、十八式。
それから、ご参加者の中から
Aさんと
Cさんに気功の体験談をお話いただきました。
お二人の熱い想いを皆で共有したあと、暖炉の火に皆で気を送りました。
火は、皆さんの気を受けて、気の舞を舞っているかのように大きく燃え盛ります。
火炎は浄化の強力なエネルギー。
そのエネルギーと入我我入の呼吸を介して同調し、自身のマイナスの感情を浄化していきます。
そして、ピュアになった心身で宇宙意識と共鳴し、願望や夢の実現を祈りました。
あっという間の1泊2日の気功合宿でした。
動功と静功をバランスよく取り入れ、気功の面白さを感じていただけるプログラムをと心がけましたが、いかがだったでしょうか?
この2日間で体験なさったことを、日常生活でも生かしていだだければ幸いです。
気はまさに今ここに在り、私たちの生活を形作っているのです。
2011年もまた、皆さまと気功合宿でお会いすることを楽しみにしております。
気は愛、ありがとう。
愛、感謝、ありがとう。
2010気功合宿に関連するお便り↓
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