2010気功合宿レポート


 池田優子です。

 2010年の気功合宿は12月11日(土)・12日(日)、例年通りの横浜市「上郷・森の家」にて、「大宇宙の調べを聴き、掌中に愛を奏でる」をテーマに行ないました。
 ご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。ありがとうございました。
 また、今回も1時間に亘って真気をお送りくださった木下晴哉先生に、スタッフ及び参加者一同心よりお礼申し上げます。

 <1日目>
 
 場への感謝と浄化
 
 今年の合宿も、感謝から始まりました。
 2日間お世話になる施設、部屋、備品一つ一つに対して、全員で心を込めて謝辞功を行ない、感謝を捧げて愛で満たされるよう祈りました。
 怪我や事故などなく、皆の安全が守られ、実り多き合宿となりますように。

 戸外での採気

 森の家はハイキングコースもある自然に恵まれた施設です。
 当日はお天気に恵まれ、気温もそれほど低くはなかったので、予定を変更して戸外での歩功・動功の実修をいたしました。
 「吸う・吸う、吐く・吐く」の呼吸で15分程度歩き、森の中で排功と太極気功十八式を実修。
 百会からは天の気を、湧泉からは大地の気を、そして全身で樹木の気をいただきました。
 気を巡らせるイメージをしなくても、そこに居るだけで自然に気が整っていくような、幸せな環境に感謝です。

入静〜三調を整える〜
 
 部屋へ戻って、松静呼吸法によって心身をリラックス。
 それから簡単な動功・香功で、全身に気を巡らせて心身の調和を図り、三調を整えました。
 松静呼吸法は意念を用いる呼吸法で、初めての方には少し難しいのではないかとも思ったのですが、皆さん、スムーズに修得してくださり安心しました。
 また、香功は龍になって尻尾を振ったり、鶏になって餌をついばんだりと動きが面白く、楽しい実修となりました。
 松静呼吸法も香功もテキストを付けましたので、ご自宅での実修にお役立てください。

智泉の会

 気功合宿初の試みとして、智泉の会という皆さんの自由な意見交換の場を作りました。
 今回は「同じ方法を実践したとしても、うまくいく人とうまくいかない人がいるのは、なぜか?同じ人でも、うまくいくときとうまくいかないときがあるのは、なぜか?」というテーマで、石倉のリードによるディスカッションを行ないました。
 多くの方からいろいろな意見が出て、充実した内容となりました。
 ここで少しおさらいすると、「期待せずに、効果を得ているか、の違い」というのが石倉の提唱する考えの骨子でした。
 
旬季瞑想会〜真気の中で、気の大海に漂う〜

 食事・入浴の後は、第1日目のメイン・旬季瞑想会です。
 木下先生のクリスタル・ボウルの波動の中で真気をいただきながら、合一瞑想に入りました。
 自分の内へ深く深く入り、内なる光と一つになりながら自身の波動を高めていきます。
 そしてその波動を全身から放って、気の大海を観じます。
 その大海の緩やかな流れに身を任せ、心身を解き放つべく、香功を利用して自発動功を促しました。
 皆さん、気の大海の醍醐味を味わっていただけましたでしょうか。
 深い意識に導かれた自発動功は、あなたに何を問いかけたでしょうか。
<2日目>

戸外での気功



 朝食前の戸外での優気気功中級八式。
 寒気に締まった身体に徐々にあたたかな気が巡ります。
 いつしか足下の冷えた大地の感触も心地好く。

掌中に愛を奏でる

 前夜の瞑想で感得した気の波動を、実生活に応用する実修です。
 一のフィールドから迸り出る愛の気を掌中に感じ取り、自身がその中に入り癒しを受けます。
 また、愛する人を掌中に観じて癒します。
 それから、数人のグループで相互ヒーリングを行ない、最後は皆が一つになって癒しのフィールドを作りました。
 癒しのフィールドの中で遠隔巡気を行ない、フィールドは更に更に拡がって、天地と一つになったかのようでした。

火の気功(火の間にて)〜宇宙意識と一つになり夢を叶える〜


 恒例の火の間での火の気功。
 気功合宿の最後を飾るメインイベントです。
 八角形の石造りの部屋の中央の暖炉に皆で薪をくべ、十八式。
 それから、ご参加者の中からAさんCさんに気功の体験談をお話いただきました。
 お二人の熱い想いを皆で共有したあと、暖炉の火に皆で気を送りました。
 火は、皆さんの気を受けて、気の舞を舞っているかのように大きく燃え盛ります。
 火炎は浄化の強力なエネルギー。
 そのエネルギーと入我我入の呼吸を介して同調し、自身のマイナスの感情を浄化していきます。
 そして、ピュアになった心身で宇宙意識と共鳴し、願望や夢の実現を祈りました。
 あっという間の1泊2日の気功合宿でした。
 動功と静功をバランスよく取り入れ、気功の面白さを感じていただけるプログラムをと心がけましたが、いかがだったでしょうか?
 この2日間で体験なさったことを、日常生活でも生かしていだだければ幸いです。
 気はまさに今ここに在り、私たちの生活を形作っているのです。

 2011年もまた、皆さまと気功合宿でお会いすることを楽しみにしております。

 気は愛、ありがとう。
 愛、感謝、ありがとう。

 

 2010気功合宿に関連するお便り↓
 1384 1386 1388 1389


|topへ戻る|