この度、私池田優子は、数名の有志ボランティアスタッフとともに、岩手県陸前高田市およびその周辺へと参ります。
日程は、2011年6月18日(土)〜19日(日)です。
ご存知のように、陸前高田市は3月の東日本大震災において、最も被害を受けた地域の一つです。
震災から3か月が経とうとしていますが、伝え聞くところによりますと未だ復興どころか復旧さえままならない状況のようです。
私は現在は横浜に住んでおりますが、陸前高田市には少なからず地縁がございます。
そこで、なんとか少しでも被災地のために何かできればと思い、いろいろ方策を練っていたところ、有志の方のスタッフとしてのお申し出もあり、今回やっと赴く目処が立ちました。
17日に大きめのレンタカーを借りて、可能な限りの支援物資を積み込んで避難場所等に運びたいと思います。横浜に戻るのは、20日未明の予定です。
また、ただ単に支援物資を運ぶだけではなく、気功師としてなんらかの支援活動を行なうことで少しでもお役に立てるのであれば幸いという思いでおります。
今の私たちに何ができるかを考えるときには、まず現地の状況を知ることが必要です。
最近ではテレビによる震災についての報道が減ってきているように感じますので、被災地のいろいろな情報を得ることはネットなどに頼らざるを得ないように思います。
そこで、ネットを中心にできるかぎり情報を集めてみました。
被害状況などの情報ソース
岩手県災害対策本部
http://sv032.office.pref.iwate.jp/~bousai/
陸前高田市公式サイト
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/
陸前高田市社会福祉協議会(ボランティアも募集しています)
http://rikutaka.ti-da.net/
●陸前高田市の状況の抜粋(5月末現在)
死者1506名
行方不明者643名
避難者数7954名
避難所数76箇所
家屋被害全壊3159棟
同大規模半壊97棟
同半壊85棟
一部損壊27棟
仮設住宅 3月19日以降順次着工
ライフラインの復旧程度
電気:津波壊滅区域以外は復旧
水道:簡易水道復旧、上水道一部復旧、断水戸数2150戸(5月24日現在) 水道の復旧率57%
NTT:一部を除いて復旧
食料などの支援
自衛隊を通じて食料などの配給は毎日行なわれている。6月5日以降は、日曜日は行なわれない。
ガソリンスタンドは、陸前高田市内の5箇所で営業中
携帯電話は使用できる場所が増えてきている模様。
ドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/disaster/index.html?icid=TOP_di_interruption#p02_01
au
http://www.au.kddi.com/tohoku/index.html
ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/disaster/tohoku2011/#area
以上を踏まえまして、今回はいくつかの避難所などを選択して訪問させていただくことにいたしました。
もちろん、すべての避難所を訪問するのが本筋なのではありますが、陸前高田市だけでも76箇所の避難所があり、残念ながら時間的制約および物資量の制約などの限界があります。
ですので、私の地縁がある箇所を選択させていただいた次第です。
それでも、できる限り支援物資を広く届けたいという思いがありますので、残りの物資を地元消防団に委託して配布していただく予定です。
今回訪問する予定の避難所などは以下のとおりです。
●長部小学校(避難者数137名)
●金剛寺(避難者数15名)
●住田町周辺(付近に仮設住宅あり)
●陸前高田地元消防団
支援物資を届けるだけでなく、その他ボランティア活動(気功や摂食障害対応など)も予定しています。
さらに、供養・感謝も実施予定です。高田松原、各神社、各お寺などにて。
非公式な情報ではありますが、避難所にいると支援物資を普通に得られるのですが、仮設住宅に入居できたがためにかえって支援物資を得ることが難しくなっているケースもあるようです。
ですので、避難所のみならず仮設住宅があるところも回るようにいたしました。
これをご覧になっている皆さまにおかれましては、なにとぞ今回の支援活動の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いできればと思います。
今までにも皆様からたくさんの支援物資をご提供いただきました。そのつど、被災地へ搬送させていただいてきました。
ご協力に感謝いたします。
☆支援物資のリスト(参考)
食料、飲料、医薬品、マスク、衣類、下着、生活必需品、本、文具、子供のおもちゃ(ぬいぐるみなど)、電池、タオル、ごみ袋、ガムテープなど
なお、現地からの要望はただいま確認中です。
近日中にお知らせできる予定です。
お問い合わせは、こちらでお願いいたします。