優子の戯論


◎ 母親のない全ての子供たちへ


 高次元からのメッセージ
 
 
 私は、いつもあなたたちを見ています。
 とりわけ深くあなたたちを見ています。
 与えられたことのないものを人に与えようとしているあなたたちを見ています。
 愛は、与えられたから持つことができるのではありません。
 愛は、あなたたちが持ちたいと願うから持てるのです。
 あなたたちが本当に求めているものは、愛されることではありません。
 愛することでもありません。
 それは、愛そのものを持つことなのです。
 一方方向を向いた矢印ではなく、両方向を向いた矢印、その矢印がやがて出会います。
 そのとき、あなたは初めて自分の身から愛が流れ出るのを感じます。
 人を本当に愛することを覚えます(実際そのときは人とあなたの区別はありませんから、人を愛するという表現は正しくはないのですが…)。
 あなたが愛を完成して自己を完結するまで、私はあなたたちを見ています。
 なぜなら、あなたたちが一番近い人たちだからです。
 幸いなる者とは、持つものが少ない者のことを言います。
 溺れることなく、他のもので代替することなく、自己を完結させなさい。
 家族と離れた者、家族間の愛が薄いと思っている者は、幸いな者です。
 あなたたちは、大きな慈愛の存在に最も近いところにいるのです。
 
 以上です。


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