お便りコーナー


◎ 14  神奈川県Iさん(女性)より


 とても穏やかな朝です。
 この連休に入った途端、猛烈な歯痛に襲われました。
 痛み止めを飲んでも、歯痛に感謝しても、すべては幻であると観想してみても、痛みは消えませんでした。
 痛みはメッセージだから、とメッセージを聞き取ろうとしても、鋭い痛みの中ではなかなか聞き取れませんでした。
 ですが、昨夜、ふいにメッセージがありました。
 痛みで神を忘れてさえいる時も、私を支え包んでくれる存在が在るということ。
 あたたかい、やわらかい、愛そのもの、神そのものが私を見ているということ…
 痛みは消えないけれど、大きく安らいだ気持ちで何日かぶりに熟睡しました。
 何年も、何十年も、病の苦痛と一人で闘いました。
 家族がいても、救急車は自分で呼ばなければならない状況下、耐えられない孤独感で病はますます進行しました。
 でも、いま、
 私はすべての病から解放されたのだなぁと思います。
 こうして、人を病に縛りつけるものから解放されるのか…と感動しています。
 これからも私は歯医者さんのお世話になるだろうし、風邪も引くだろうし、大きな病気にかかるかも知れません。
 でも、それによって新たな因を作ることはもうなくなりました。
 平安のうちに、病気を受け入れると思います。
 そして幻は消えていきます。
 良い体験をしました。
 感動と感謝に満ちています。


お便りとQ&Aへ戻る


|topへ戻る|